徳造丸の三升漬けと金目鯛通販の楽しみ方
徳造丸を味わう、運営者のサノです。
このサイト「徳造丸を味わう」は、伊豆の網元料理 徳造丸が大好きな私が、実際に食べて感じたこと、何度もリピートして分かったこと、そして自分なりに調べて納得できた情報をベースに、「どうすれば徳造丸を一番うまく楽しめるか」をまとめている場所です。
徳造丸というと、多くの人がまず思い浮かべるのは金目鯛の煮付けですよね。私も最初は完全にそこから入りました。下田や熱海で食べた、あの甘辛くて艶のある金目鯛。正直、最初は「徳造丸=金目鯛の店」という認識しかありませんでした。
ただ、何度か通っているうちに気づいたんですよ。売店で、同じ人が何度も手に取っている商品があることに。それが「いか三升漬け」を中心とした珍味コーナーでした。しかも皆さん、1個や2個じゃなく、まとめて買っていく。ここ、気になりますよね。
実際、金目鯛ランチを楽しんだあとに「この味を家でもちょっと楽しみたいな」と思ったとき、煮付けそのものより、三升漬けみたいな“つまめる存在”のほうが現実的だったりします。冷蔵庫にあって、少しずつ食べられて、しかも満足感が高い。この絶妙なポジションにハマる人が多いのも納得なんです。
伊豆・熱海エリアでの店舗巡りや、初めて徳造丸を利用する方向けの全体像については、徳造丸の店舗一覧と選び方ガイドも参考にしてもらうと、より立体的に理解できると思います。
この記事では、徳造丸の三升漬けが「なぜここまで評価されているのか」、そして「金目鯛と一緒にどう楽しむと満足度が跳ね上がるのか」を、かなり踏み込んでお話ししていきます。
徳造丸の三升漬けとは何か
徳造丸の三升漬けの基本スペック
まずは、徳造丸の三升漬けがどんな商品なのか、基本情報から整理していきます。看板商品は「珍味 いか三升漬 130g」。ここで重要なのは、単に“いかを使った珍味”ではない、という点です。
徳造丸のいか三升漬けに使われているのは、北海道羅臼産のスルメイカ。その中でも刺身用として流通するレベルの原料です。これ、さらっと書かれていますが、珍味としてはかなり贅沢です。多くの市販珍味は、加工前提のイカを使うため、どうしても食感が硬くなりがちなんですよ。
でも徳造丸の三升漬けは違います。口に入れた瞬間、「あ、ちゃんとイカだ」と分かる。噛んだときに弾力がありつつ、繊維が無理に引き裂かれない。この食感があるかどうかで、満足感は大きく変わります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 珍味 いか三升漬 |
| 内容量 | 130g |
| 主原料 | 北海道羅臼産スルメイカ(刺身用) |
| 味付け | 醤油・麹・唐辛子 |
| 保存形態 | 冷蔵(配送状況により冷凍) |
味付けは、醤油ベースに麹と唐辛子。ここで勘違いされやすいのが「三升漬け=激辛・激しょっぱい」というイメージです。確かに本来の三升漬けはかなり尖っていますが、徳造丸のものはそこを相当マイルドに調整しています。
麹の働きで旨味が前に出て、塩気や辛味はあくまで脇役。「濃厚だけど諄くない」「後に残らない」という感想が多いのも、この設計のおかげかなと思います。
三升漬けのルーツと徳造丸らしさ
そもそも三升漬けは、北海道発祥の保存食です。醤油・麹・唐辛子を同量ずつ仕込み、野菜や魚介を漬ける。寒冷地での保存性を高めるための、かなり合理的な知恵だったんですよね。
三升漬けに欠かせない要素の一つが「麹」です。麹は発酵の力で旨味を引き出し、食品を保存性の高い状態へと変えてくれます。この麹の役割については、農林水産省も公式に整理しています(出典:農林水産省「麹菌と日本の食文化」)。
徳造丸の三升漬けは、この伝統的な考え方を土台にしながら、伊豆の魚屋としての感覚をしっかり乗せています。つまり「保存のための濃さ」よりも、「うまさを楽しむためのバランス」を優先しているんです。
イカの旨味を前に出すため、麹と唐辛子は控えめ。それでも物足りなく感じないのは、素材の良さと、魚を熟知した味設計があるから。このあたり、金目鯛の煮付けで培われたノウハウがそのまま応用されている印象があります。
ポイント
徳造丸の三升漬けは「三升漬け風のイカ珍味」ではなく、「三升漬けの技術でイカを主役にした料理」と考えると、しっくりきます。
伊豆の網元料理店だからこその安心感
珍味を選ぶとき、味と同じくらい大事なのが「どこが作っているか」ですよね。ここで徳造丸の強さが効いてきます。
徳造丸は、単なる加工メーカーではなく、伊豆で網元料理の店舗を運営し続けている会社です。毎日、生の魚を扱い、金目鯛のような高級魚も当たり前のように調理している。その現場感覚が、珍味づくりにも活きています。
現地での体験については、下田の徳造丸ランチ実体験レビューでも詳しく書いていますが、料理の精度がとにかく安定しているんですよね。
その安心感があるからこそ、「通販で買っても大丈夫だろう」と思える。三升漬けがリピーター商品になっている一番の理由は、ここかもしれません。
徳造丸の三升漬けをおいしく楽しむコツ
ご飯党に刺さる定番の食べ方
ここからは実践編です。まずは、王道中の王道。白ご飯との組み合わせについて。
正直に言うと、三升漬けは「ドカン」と乗せるものじゃないです。最初はほんの少しでいい。温かいご飯の上に、箸先でちょんと乗せてみてください。それだけで、充分に存在感があります。
理由は単純で、味が濃縮されているから。だからこそ、食べる側が主導権を握るのが大事なんです。
おすすめの食べ進め方
- まずは三升漬け単体で一口
- 次に白ご飯と合わせて確認
- 最後に薬味で味変
この順番で食べると、「あ、だからリピートされるんだな」と腑に落ちると思います。麹の旨味が後半に伸びてくるので、どんどんご飯が欲しくなるんですよ。
おにぎりにする場合も、刻んで全体になじませるのがコツ。冷めても味が落ちにくいので、ランチ用のおにぎりにも向いています。
お酒好きにおすすめのアレンジ
ここは完全に私の趣味ゾーンですが、お酒好きなら避けて通れません。
徳造丸の三升漬けは、日本酒・ビール・焼酎と、かなり守備範囲が広いです。特に常温〜ぬる燗の日本酒とは相性が良く、麹の甘みが酒の旨味を邪魔しません。
クリームチーズアレンジ
これは鉄板です。クリームチーズに少量の三升漬けを乗せるだけ。5分で作れて、満足度は相当高い。家飲みが一段階レベルアップします。
野菜と合わせる安心感
きゅうりや大根と和えると、一気に「ちゃんとした副菜」になります。油を使わないので、金目鯛煮付けの横に置いてもバランスがいいですよ。
パスタや炒め物に「調味料」として使う
三升漬けは、ご飯のお供で終わらせるにはもったいない存在です。むしろ「発酵調味料」として使うと、真価を発揮します。
和風パスタなら、にんにく・オリーブオイル・三升漬け・パスタの茹で汁。この4つで完成します。イカの旨味がソースに溶けて、外食っぽい味になります。
焼きうどんもおすすめです。醤油を減らして三升漬けで仕上げるだけで、味に立体感が出ます。
金目鯛料理との組み合わせで満足度アップ
私が一番推したいのは、やはりここです。
徳造丸の金目鯛は、甘辛でコクのある味。だからこそ、途中で少しだけ違う刺激が欲しくなります。そこで三升漬け。これ、相性が本当にいいんです。
通販で金目鯛煮付けを頼んだときは、冷奴+三升漬けを用意してみてください。食事の満足度、かなり上がります。
金目鯛そのものを深く知りたい方は、金目鯛の煮付けが美味しい店巡りガイドも合わせてどうぞ。
通販で徳造丸の三升漬けを買うときのポイント
最後に、通販利用時のチェックポイントです。
単品かセットか
初回はセット、慣れてきたら単品追加。この流れが一番失敗しにくいです。
保存状態の確認
冷蔵・冷凍の違いは必ずチェック。冷凍で届いたら、冷蔵庫でゆっくり解凍が正解です。
ギフト対応
徳造丸の珍味は贈答向き。金目鯛+三升漬けの組み合わせは、かなり強いです。
まとめ:徳造丸は金目鯛も三升漬けも通販で楽しめる
徳造丸は金目鯛の店、というイメージは間違っていません。でも、それだけで終わらせるのは正直もったいないです。
三升漬けは、徳造丸の「魚屋としての本気」が詰まった一品。ご飯にも、お酒にも、料理にも使えます。
もしあなたが、徳造丸をもっと日常に取り入れたいと思っているなら、三升漬けは間違いなく入口になります。ぜひ、金目鯛と一緒に楽しんでみてください。
私自身、最初は「金目鯛だけあれば十分でしょ」と思っていました。でも、実際に三升漬けを冷蔵庫に常備するようになってから、徳造丸との距離感が変わった気がしています。旅行や外食という“非日常”だけでなく、平日の夜やちょっと疲れた日のご飯に、徳造丸の味を自然に差し込めるようになったんですよね。
金目鯛の煮付けは特別感が強い分、「よし、今日はこれを食べるぞ」という気合いが必要な料理です。一方で、三升漬けはもっと気軽。ご飯を炊いて、冷奴を用意して、瓶を開けるだけ。それで十分満足できる。この“日常に寄り添う力”が、三升漬けが静かに売れ続けている理由なんだと思います。
しかも、刺身用イカという素材の良さがあるから、「今日は少しだけ」「今日はガッツリ」と量を調整しても、味の芯がブレない。これ、地味ですがかなり重要です。安価な珍味だと、少量では物足りず、多く食べると塩気がつらくなることが多いですから。
徳造丸が長年、金目鯛を看板にやってきた理由も、三升漬けを食べるとなんとなく分かります。派手さよりも、安心感と安定感。何度口にしても「やっぱりこうだよね」と思わせてくれる味。その延長線上に、三升漬けがあります。
なので私は、「どれを買えばいいか迷ったら、まずいか三升漬け」とよく言っています。金目鯛の煮付けと一緒にでもいいし、まずは三升漬けだけ試すのも全然あり。そこから気に入ったら、塩辛や佃煮に広げていけば失敗はありません。
徳造丸は、金目鯛も三升漬けも、どちらか一方ではなく“両方あって完成するブランド”だと私は思っています。特別な日の主役としての金目鯛と、何気ない日の満足度を底上げしてくれる三升漬け。この二つをうまく使い分けられるようになると、徳造丸の楽しみ方が一段深くなります。
ぜひあなたも、通販を上手に使って、自分なりの「徳造丸のある食卓」を作ってみてください。金目鯛だけじゃない徳造丸の魅力、三升漬けからきっと感じ取ってもらえると思いますよ。
ちなみに、三升漬けを初めて試す方からよく聞かれるのが、「どれくらいのペースで食べきれる?」という点です。これ、気になりますよね。私の体感だと、1瓶130gは“多すぎず少なすぎず”という絶妙な量です。毎日ガッツリ食べる人なら1週間前後、週末中心なら2〜3週間くらい。冷蔵庫にある期間が短すぎないので、「まだ残ってる、うれしいな」と思える余白がちゃんとあります。
そして、三升漬けがあると、不思議と食卓をシンプルにできるんですよ。主菜を頑張らなくても、ご飯・汁物・三升漬けで成立してしまう日が増える。ここ、忙しい人ほど助かるポイントかもです。私も「今日は何作ろう…」と考える余裕がない日は、かなり救われています。
もうひとつ伝えておきたいのは、徳造丸の三升漬けは“派手に主張しない”のが強みだということ。SNS映えするような見た目ではないし、激辛でもありません。でも、毎回ちゃんと期待に応えてくれる。こういう商品って、長く付き合えるんですよね。
金目鯛の煮付けが「徳造丸すごいな」と思わせてくれる存在だとしたら、三升漬けは「この店、信頼できるな」とじわじわ感じさせてくれる存在。だからこそ、リピーターが増えていくんだと思います。
もしあなたが、徳造丸をすでに好きなら、三升漬けは間違いなく“次の一手”です。逆に、まだ徳造丸をあまり知らないなら、三升漬けから入るのも全然アリ。重くないし、失敗しにくい。入口としてかなり優秀です。
これからもこのサイトでは、金目鯛だけでなく、こうした「知ってるとちょっと得する徳造丸の楽しみ方」を、私の目線でどんどん掘り下げていきます。よかったら、またふらっと読みに来てください。
というわけで今回はここまで。最後まで読んでくれて、ありがとうございます。あなたの食卓に、徳造丸の三升漬けが加わるきっかけになったら嬉しいです。


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